株式 用語 辞典 / 株 用語 集
ほふり(ほふり)
ほふりとは、株式会社証券保管振替機構の略で、
株券を一括して管理するシステムのことだ。
株を買った場合、その株の保管方法は3通りある。
ほふり(株式会社証券保管振替機構))に預託する方法と、
買った証券会社で保護預りしてもらう方法と、
株券の現物を自分で保管する方法がある。
しかし、保護預りの場合には、手数料がかかるし、自分で保管する場合には、
盗難、紛失の危険がある。
その中でも一番安全で一般的なのが、
ほふり(株式会社証券保管振替機構))に預託する方法だ。
ほふりの仕組みは保管振替業を営む者として指定を受けた株式会社が、
証券会社から預けられた投資家の株式を集中保管し、
株式の受け渡し決済を、株券そのものの受渡しをせずに、
ほふりの中の口座振替によって処理するようになっている。
株の売買に伴う受け渡しや名義書換などの手続きを簡素化する仕組みである。
この証券保管振替機構を利用する仕組みを、保管振替制度といい、
通常、ほふり制度と呼ばれる。
ほふりでは株券の移動がないので移動中の事故がなく、安全に保管されるとともに、
ほふりに預託された株券は、法律によって保護されることになり、
証券会社に万一のことがあっても大丈夫な仕組みになっている。
ほふりを使うと、株主の名義は、ほふりになるが、株を買った人は
実質株主として登録されるので、
何も手続きをしなくても配当受取や株式分割などの株主権利が得られる。
株券を自分で保管する場合には、名義書き換えを行う必要があり、
証券会社や信託銀行などで手続きを行うのだが、名義書き換えを依頼すると、
通常2〜3週間かかる。
その点、ほふりでは、発行会社へ実質株主通知も行なってくれるので
自分で何か手続きをする必要はなく、配当受取や株式分割などの
株主権利が得られる。
オンライン証券での取引では、基本的にほふりを使った決済になる。